新社屋の地鎮祭
こんにちは、建築リフォーム課の前田です。(^○^)
社屋建て替え工事、先日無事に地鎮祭を執り行いました。
旧社屋の解体が始まったのは3月初旬。
40余年頑張ってくれた社屋は日に日に取り壊され、数日で跡形も無くなってしまいました。
これまで働いてきた人たちの思いがたくさん詰まった社屋。普段は大型の重機が動く様子を見るのが大好きな私ですが、今回ばかりは淋しさもこみ上げてきました。
「今までお世話になりました。本当にありがとう!」
何もなくなった更地に『建設予定地』の看板を設置。
「地縄(じなわ)張り」と言って「こんな配置でここに家を建てますよ」の目印の縄を張り、地鎮祭を迎える準備をします。
そして迎えた地鎮祭当日は「晴天」、雨の心配はなさそうです。
祭壇、お供え物、盛土…段取り良く準備していきます。
今までお客さまの地鎮祭でテント張りや幕張りをしてきましたが、今回は自分たちの社屋!みんな何だか楽しそうです♪
神主さんが到着され、地鎮祭が始まりました。
土地を清め、この土地の神様に社屋を建てさせて頂く許しをもらい、工事の無事そして安全、代々の繁栄を祈願します。
そういえば儀式の際、神主さんがびっくりするほど大きな声で「お~~~っ!」と叫ばれるのですが、神様をお迎えする時とお送りする時の声だそうです。
そして声といえば、鍬入れの儀(※)の「えい!えい!えい!」の掛け声、あれは「栄えますように」の“栄”なので、神様に聞こえるよう「大きな声で元気よく!!」言うのが良いそうですよ(^▽^)
※『鍬入れの儀』とは
地域により違いがあるが、基本的には、設計者・施主・施工者が鎌・鍬・鋤を使い、その土地全体に見立てた盛土(「忌砂(いみすな)」)に対し以下の所作を行うこと
①草を刈る動作をする「忌鎌(いみかま)」
②土を掘る動作をする「忌鍬(いみくわ)」
③土をならす動作をする「忌鋤(いみすき)」
地鎮祭も無事終わり、これから本格的な工事になっていきます。
☆今後の工事の流れ☆
地鎮祭 ←今ココです!
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基礎工事
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上棟・上棟式
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内装工事・外装工事
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竣工・竣工式
地域の皆様に気軽にお立ち寄りいただけるスペースに、共に働くみんなが使いやすく、居心地の良い空間に…たくさんの思いを詰め込んだ『新社屋』が、いよいよカタチになって現れます!工事中の様子、またお伝えしますね!
明日も晴れますように!